オークション大手、4000万円所得隠し 東京国税が指摘

2013/9/30付
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ジャスダック上場のオークション大手、シンワアートオークションが東京国税局の税務調査を受け、出品者名を隠す見返りに受け取った特別な手数料を申告していなかったとして、2011年5月期までの3年間で約4千万円の所得隠しを指摘されていたことが30日、分かった。税務上の赤字があったため追徴課税されず、すでに修正申告したとみられる。

同社は「担当者がいない」としている。

関係者によると、同社は出品を隠したい美術品の所有者数人のオークションについて、社内記録で別の男性を所有者として記載。落札時の売却代金を、この男性の銀行口座にいったん振り込み、直後に現金で引き出して本当の出品者に手渡していたという。

出品者からは通常の取引より多額の特別手数料を受け取っていた。それを税務申告していなかった。総額は11年5月期までの3年間で約4千万円。東京国税局はこうした取引が、仮装隠蔽を伴う悪質な所得隠しに当たると判断したもようだ。

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