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猪瀬都知事、一転謝罪 五輪巡る発言「訂正したい」

五輪招致を巡りトルコを批判したとされる問題で釈明する猪瀬東京都知事

五輪招致を巡りトルコを批判したとされる問題で釈明する猪瀬東京都知事

2020年夏季五輪招致を目指す東京都の猪瀬直樹知事が米紙のインタビューでライバルのイスタンブール(トルコ)を批判したとされる問題で30日午前、猪瀬知事は報道陣の取材に「不適切な発言があり、おわびしないといけない。訂正したい」と謝罪した。招致レースが正念場を迎える中で、都職員らには「招致にマイナスになりかねない」と困惑が広がる。

米ニューヨーク・タイムズ紙は27日付で「イスラム教国が共有するのはアラー(神)だけで、互いにけんかしており、階級がある」とする猪瀬知事の発言を伝えた。国際オリンピック委員会(IOC)は倫理規定で、他都市を批判することなどを禁じている。

知事は報道を受け、29日に「私の真意が正しく伝わっていない」とのコメントを発表。だが、一夜明けた30日、「訂正したい。イスタンブールについて質問を受けたので答えなくてはならないと思った」と説明。「インタビューの98%は東京のアピールに充てたが、最後の雑談がクローズアップされたのが残念だった」と釈明した。

五輪招致を巡る米紙発言について、記者の質問に答える猪瀬東京都知事(30日、都庁)

招致活動やPRを担当する都スポーツ振興局などには困惑が広がった。同局の幹部職員は「(米紙の)記事が出たこと自体、招致にマイナスになりかねない」とため息。9月の開催都市決定までに3回の公式プレゼンテーションを控えており、「今後、ダメージを払拭できるように一丸となって取り組むしかない」と話した。

米紙報道で指摘されたのは、4月のニューヨーク出張中での発言。出張はブルームバーグ市長との意見交換などが主な目的で、都スポーツ振興局の職員は同行しなかった。

都とともに招致活動を進めてきた都議会議員らもショックを受けた様子。ベテラン都議の一人は「招致活動の一番大事な時期なのに……」と言葉少なだった。

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