2018年10月16日(火)

「参院が主戦場」「約束きっちり」 新人議員が初登院

2010/7/30付
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与党の大敗に終わった参院選後、初の臨時国会が召集された30日、激戦を勝ち抜いてきた新人議員らは、東京・永田町の国会議事堂に初登院した。「これからの主戦場は参議院」「初心を最後まで忘れず頑張りたい」――。時折強い雨が降りしきるなか、真新しいバッジを胸に表情を引き締め意欲を語った。

●民主

初登院する民主党の谷亮子氏(30日午前)

初登院する民主党の谷亮子氏(30日午前)

3回目の国会挑戦にして比例代表で当選を果たした民主、有田芳生氏(58)は早朝から民放番組に出演するなど「朝食も食べていない」という慌ただしさの中で初登院。「6年間の限られた時間の中で約束してきたことをきっちりやりたい」と身を引き締めた。

当選後は支持者へのあいさつ回りに加え「参院の役割を自分なりに考えていた」という同氏。衆参両院で多数派が異なり、政策実現は容易でないが、「議論を通じ政策の形成、合意の過程が明らかになるのは決してマイナスではない」と論戦に意気込みを見せた。

「公務もおろそかにせず進んでいきたい」。同じく比例代表で当選し、柔道家としてもロンドン五輪で金メダルを目指す民主の谷亮子氏(34)は少し緊張した面持ち。この日午前5時半に起き、子どもの食事など主婦業をこなしてから登院。「経済成長の促進を図って、雇用をどんどん増やしていきたい」と話した。

●自民

臨時国会が召集され、登院する自民党の猪口邦子氏(30日午前)

臨時国会が召集され、登院する自民党の猪口邦子氏(30日午前)

元衆院議員・少子化担当相で、国会に返り咲いた千葉選挙区選出の自民、猪口邦子氏(58)は小泉内閣入閣時のドレスをイメージしたという水色のスーツ姿で登場。雨で真新しいスーツがぬれるのもお構いなしに、正門前で満面の笑みを浮かべ「必ず新しい政治、強い政策の力を発揮する」とガッツポーズを見せた。

「ねじれ国会になり、主戦場は参院」と力を込め、余裕の表情で「私の質疑をお楽しみに」と国会内に消えた。

対照的に、緊張で顔をこわばらせながら初登院したのは元プロ野球選手で秋田選挙区選出の自民、石井浩郎氏(46)。「身の引き締まる思い」と繰り返し、「秋田を元気にしたい」と雇用問題やスポーツ政策に意欲を見せた。

この日、国会正門前に一番乗りしたのは宮城選挙区で初当選した自民、熊谷大氏(35)。午前7時過ぎに到着、8時の開門時には深々と一礼をして国会内へ。「混迷する政治をしっかりと正していきたい」

●みんな

初登院したみんなの党の松田公太氏(30日午前)

初登院したみんなの党の松田公太氏(30日午前)

激戦の東京選挙区で当選を果たし、みんなの党躍進の象徴となった松田公太氏(41)は午前8時50分ごろ、「楽しく元気にJAPAN!」と書かれた黒いエプロン姿の支援者約30人と国会前に到着。国会を見上げ、「これから戦いの場所だ。経済をとにかく元気にしたい」と顔を引き締めた。

党は国会議員の定数削減を掲げており、「議員会館に空き部屋ができたら民間に貸してもいい」と、さっそく民間出身らしいアイデアを披露。「ねじれ」については「法案を提出し、国民に聞いてもらうチャンスだ」と意気込んでいた。

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