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質屋装い高利貸しの疑い 福岡県警、社長ら4人逮捕

質屋を偽装し、年金受給者らに違法な高金利で金を貸し付けていたとして、福岡県警は30日、業者の「ダイギンエステート」(福岡市博多区)と「恵比寿」(同)の社長ら4人を貸金業法違反(無登録など)と出資法違反(高金利)の疑いで逮捕した。県内を中心に70億円超を9千人以上に貸し付けていたとみられ、県警は全容解明を急ぐ。

逮捕されたのはダイギン社長の大山晟徳(せいとく)容疑者(61)=福岡市東区舞松原5=と、専務の大山貴博容疑者(30)=同=ら。

県警によると、大山晟徳、貴博両容疑者は親子関係。貴博容疑者は恵比寿の社長も務めており、両社は実質的に一体営業していた。4人とも「貸金業ではなく、質店を営んでいた」などと容疑を否認しているという。

4人の逮捕容疑は昨年6~10月、貸金業登録がないのに、同県久留米市に住む年金受給者ら5人に担保価値がない時計などを質入れさせ計21万円を貸し付け、法定金利を約8千円上回る計4万円の利息を受け取った疑い。

質屋営業法が定める上限利息は年109.5%で、貸金業法の上限は20%。ダイギンは年率約124~165%で利息を設定していた計算になるという。県警は2社が「質屋業」を掲げながら、実質的に貸金業を営んでいたとみている。

県警は昨年10月、2社の県内店舗など関係先十数カ所を家宅捜索。年金受給者ら9600人以上に少なくとも74億円を貸し付け、数十億円を回収していたとみている。

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