積雪面積が10年で20%減少 北半球、予測上回るペース

2013/1/30付
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 春から初夏にかけて北半球の高緯度地域の陸地で雪に覆われている場所の面積が、予測を上回る10年で20%という速いペースで縮小していることが、カナダ環境省のチームによる人工衛星データの解析で30日、明らかになった。チームは「特に過去5年間の減少傾向が目立っている」としている。

 北緯60度以北の調査で判明。この地域の年間平均気温の上昇が影響しているという。

 米国の地球観測衛星による北緯60度以北の土地の画像を基に、1967~2012年の4~6月の間に雪に覆われている場所の面積などを調べた。この結果、いずれの月も減少傾向を示しており、特に6月の面積の減少率が大きかった。

 6月の面積は、ユーラシア大陸で、年間に北海道の広さに匹敵する平均8万3千平方キロが減少。最近5年間は毎年のように最小記録を更新している。

 1979~2012年についてみると、10年ごとの減少率は21.5%で、急速な減少が報告されている9月の北極海での海氷面積減少率である10.8%と比べてはるかに大きかった。

 チームによると、この地域の年間平均気温は10年間で0.3~0.5度のペースで高くなっており、これが雪に覆われた面積の減少の原因と考えられるという。

 太陽光の反射率が高い積雪面が減ると、地表で吸収される熱が増え、温暖化が加速する恐れがあり、チームは「生態系や人間生活に大きな影響を与える可能性がある」と警告している。〔共同〕

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