/

ドン・キホーテ勝訴 屋上コースター賠償認定、遊戯施設会社に

量販店ドン・キホーテが東京・六本木店の屋上に計画したジェットコースターをめぐり、周囲への影響を十分検討せずに設置したとして、同社がスイスの遊戯施設メーカー「インタミン」の日本法人に約8億5900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、全額の支払いを命じた。

判決によると、両社は2003年以降、全長約52メートルのU字形レールを12人乗り車両が反復走行するコースターを製作し、8階建て店舗の屋上に設置する契約を結んだ。ほぼ完成した05年11月に試運転を実施したが、異常な振動が発生。その後は稼働していない。

伊藤繁裁判長は、建物の3階以上で9割以上の人が振動を感じ、屋上では震度3に相当する振動が発生したと指摘。「構造を検討する際に振動を過少に算定し、軽減させる方策もない」として契約解除ができると判断した。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません