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記事で医師の名誉毀損、毎日新聞に賠償命令 東京地裁

脳外科の権威とされる米在住の医師、福島孝徳米デューク大教授(68)が、税務申告に関する虚偽の記事で名誉を傷つけられたとして、毎日新聞社側に2千万円の賠償を求めた訴訟の判決が29日、東京地裁であった。松並重雄裁判長は同社と記者に計60万円の支払いを命じた。

問題となったのは2009年9月8日の毎日新聞夕刊記事。「『神の手』医師申告漏れ」の見出しで、福島氏に所得税など1億数千万円の支払い義務があると国税局が判断したもようだなどと報じた。同社は翌月10日、一部を訂正するおわび記事を掲載した。

毎日新聞側は「複数の国税当局者から1億数千万円の支払いを求める方針と聞いた」などと主張。記事掲載時には真実と信じる相当な理由があったとしたが、松並裁判長は判決理由で「裏付けに足る証拠がない」と指摘した。そのうえで記者について「記事を執筆し新聞とサイトに掲載させて名誉を傷つけた」、毎日新聞社については「使用者であり連帯責任を負う」と判断した。

福島氏側は「必要な税金は納付済み」と説明している。

毎日新聞社の話 判決文をよく読んで今後の対応を検討する。

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