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がん化しにくい多能性細胞を作製 熊本大、乳酸菌で

熊本大大学院生命科学研究部の太田訓正准教授(48)の研究グループは30日までに、乳酸菌を使って様々な種類の細胞のもとになる多能性細胞を作製することに成功したと米科学誌プロスワン電子版に発表した。がん化の可能性が極めて低く、再生医療への応用が期待できるという。

神経、筋肉、骨、軟骨、脂肪へ分化させることに成功しており、今後は血液など他の細胞への分化も可能か検証する。

グループはヒトの皮膚細胞の表面を覆うタンパク質を酵素で除去し、細胞に乳酸菌を取り込ませて培養。その結果、胚性幹細胞(ES細胞)に似た細胞の塊ができた。

ほぼ無限に増殖する万能細胞であるiPS細胞と異なり、直径0.3ミリ程度まで成長すると増殖が止まるのが特徴。マウス実験でがん化する可能性がほとんどないことを確認した。

太田准教授は「今回開発した細胞にiPS細胞の特定の遺伝子を取り込むことで、がん化せず無限に増殖する多能性細胞をつくれるかもしれない」と話している。〔共同〕

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