静岡で生まれた277グラムの女児、体重10倍になり退院

2014/3/1付
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静岡県立こども病院(静岡市)で昨年8月に277グラムで生まれた女児が28日、退院した。病院によると、300グラム未満で生まれた赤ちゃんが生存して退院するのは世界的にも非常にまれという。

退院時の体重は2.7キロと誕生時の約10倍だが、同時期に生まれた赤ちゃんの半分程度。退院後も自宅で酸素吸入を継続するが、1年程度で不要になる見込みだ。

妊娠26週と5日の昨年8月、帝王切開により女児は肺が未熟な状態で生まれ、病院は約2カ月間、新生児集中治療室(NICU)で呼吸を管理した。生後12日目に重い感染症にかかり、血圧が低下するなど一時は生命が危ぶまれる状態になったが、抗生物質の点滴などで回復した。今後も経過観察が必要だが、病院は「正常な発育が見込める」として退院を決めた。

新生児未熟児科の浅沼賀洋副医長は「順調に育ってくれて本当によかった」と話している。同じ病院では1月、出生時に331グラムだった男児が1年以上の入院生活と4回の手術を乗り越えて退院した。〔共同〕

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