2019年6月24日(月)

中学生のスマホ保有率42%に倍増 警視庁調査
高い依存度も指摘

2013/11/29付
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警視庁は29日までに、東京都内の中高生を対象にした携帯電話の利用状況に関するアンケート調査の結果を公表した。中学生のスマートフォン(スマホ)の保有率が42%に達するなど、携帯電話の中でもスマホが中高生に急速に普及している実態を裏付けている。携帯電話を持つ生徒の72%に携帯に依存する傾向があることも分かった。

同庁は調査結果を携帯電話やネットに関する指導に活用する。調査は今年7月1日~20日、東京都内の中学・高校に通う2.3年生を対象に行い、4249人が回答した。

集計結果によると、携帯電話を持つ中学生の割合は82%、高校生は98%。回答者全体のうちスマホの保有率は高校生が74%、中学生が42%だった。中学生には昨年7月にも同様の調査をしており、スマホの保有率は23%からほぼ倍増した。

「手元にないと不安」「インターネットをしているとほっとする」など携帯電話への依存を示す15の項目に当てはまるかを尋ねた質問では、72%の生徒が当てはまると回答。このうち30%が4項目以上に該当するとし、「高依存」と判定された。高依存の生徒の82%がスマホ利用者だった。

ネットの使いやすさなどスマホの高い機能性が携帯依存を生んでいると警視庁はみている。

携帯電話を使い始めてからの変化として、高依存の生徒の61%が「寝る時間が遅くなった」、50%が「メールをいつも気にする」と回答。31%は「成績が悪くなった」、22%は「家族との会話が減った」とし、日常生活への影響の大きさも浮き彫りになった。

アダルトサイトなどへのアクセスを制限するフィルタリング機能は中2が56%、中3が55%と半数以上が利用しているのに対し、高2が43%、高3が37%と学年が進むにつれて利用率が下がった。

調査した警視庁少年育成課は「スマホの普及に伴い、ネットに関連して少年が犯罪に巻き込まれる事件が増えている。ネットの安全な利用について対策を強化する必要がある」としている。

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