2019年6月17日(月)

自転車走行、路側帯は左側だけ 改正道交法施行

2013/12/1付
保存
共有
印刷
その他

6月に公布された改正道路交通法の一部が1日、施行された。自転車が道路の路側帯を走る場合、車道と同じ左側通行に統一されたほか、自動車についても無免許運転などが厳罰化された。交通事故対策を強化し、道路上での安全性を高めるのが狙いだ。各都道府県警察はチラシや街頭などで注意を呼び掛けている。

歩道のない道路を白の実線などで区切った外側の「路側帯」ではこれまで、自転車は左右どちらも通行できていた。今回の施行で路側帯の通行を左側に限定した。自転車は道交法上、軽車両扱いで、車道を走る場合は左側走行が義務付けられており、今回の措置は「自転車は左側通行」という原則を徹底させる狙いもある。路側帯の左側通行に違反した際の罰則は「3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金」を科される。

警察庁によると、右側通行の自転車が駐車車両や歩行者などを避けようとすると、路側帯からはみ出し、自動車との正面衝突のリスクが高まるという。歩道上はこれまで通り、左右どちらも通行できる。

また、ブレーキに不備がある自転車などを警察官が発見した場合、その場で検査と応急措置命令や乗車禁止をできるようにした。命令違反には「5万円以下の罰金」とした。

一方、改正道交法では、無免許運転の罰則が「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」から「3年、50万円」に強化された。無免許運転者に車を提供した場合は「3年、50万円」、依頼や要求して同乗した者には「2年、30万円」の罰則を新たに設けた。

改正道交法は今年6月に成立。車の運転に支障を及ぼす可能性のある病気の患者が、免許の取得時に病状を虚偽申告した場合の罰則新設は来年6月までに、悪質な自転車運転者に対する安全講習の義務化は2015年6月までに、それぞれ施行される。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報