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新燃岳噴火、農作物への被害深刻 宮崎空港が一時閉鎖

52年ぶりに爆発的噴火を起こした霧島山(宮崎・鹿児島県境)の新燃岳(しんもえだけ)は、28日も噴火活動が続いた。周辺では交通機関の乱れが続き、宮崎空港は一時閉鎖。宮崎、鹿児島両県の広範囲で農作物が灰をかぶる被害が発生した。市街地なども降灰で視界が悪化し、一部住民は自主避難するなど生活への影響が広がっている。

気象庁によると、27日の噴火で「2500メートル以上」としていた噴煙の高さは、約3千メートルに達していたことが確認された。

火山の専門家は27日の調査で火口周辺で火砕流が発生した形跡を確認しており、鹿児島地方気象台は「新たな火砕流の発生や噴石の飛散範囲拡大の可能性もある」として注意を呼び掛けている。

宮崎県によると、27日には都城市などの畑約7千ヘクタールでホウレンソウやキャベツなどが灰をかぶる被害が発生。28日朝にかけて降灰の範囲が県東部の新富町などを含む計12市町に広がっており、県は状況の確認を急いでいる。鹿児島県でも志布志市や曽於市で同様の被害が出ている。

宮崎空港事務所によると、滑走路に火山灰が薄く積もり、航空機のエンジンに不具合が生じる可能性があるとして、午前9時55分から滑走路を一時閉鎖。航空各社は、宮崎空港発着の少なくとも54便の欠航を決定した。JR九州は、線路に灰が積もったため日豊線、日南線の一部区間で一時運転を見合わせ、吉都線は全区間で運休中。

気象庁によると、28日の噴煙活動は前日の爆発的噴火時よりは低下したが、未明にも高さ約1800メートルを記録。地下のマグマ活動を示すとされる「火山性微動」も依然、継続中という。〔共同〕

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