2019年7月20日(土)

東大、研究不正を議論へ 医学部生が要望

2014/6/28付
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臨床研究に絡む不正などの指摘が相次ぐ東京大医学部が学生の要望に応じ、教員と学生による研究倫理に関する会合の開催を検討していることが28日までに分かった。「患者を救う真摯な医療ができるのか」と公開質問状を出した学生たちが大学側を動かした形だ。

医学部6年の岡崎幸治さん(24)ら有志5人が23日、研究不正について学生への説明を求める公開質問状を浜田純一学長らに宛てて出した。

質問状は報道が相次ぐ一方、学生に何の説明もなかったと指摘し「東大医学部で学んでいることに自信が持てなくなっている」などと訴えた。7月中に教授陣から説明することも求めた。

大学側は25日、宮園浩平医学部長と門脇孝院長連名の文書で回答し「懲戒委員会の結論が出た時点で、教員と学生が参加する研究倫理を考える会合の開催を検討している」とした。

岡崎さんは取材に「懲戒処分が出るのは一体いつになるのか。できるだけ早期に説明してほしい」と話した。

東大病院では、製薬会社ノバルティスファーマの薬剤開発に関する複数の臨床研究で、患者の個人情報の漏洩や、教授が以前の所属先で発表した論文データの食い違いが発覚した。

また、東大教授が主任研究者を務める別の研究でもデータの書き換えが指摘されている。〔共同〕

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