光市母子殺害、弁護団が29日に再審請求 広島高裁に

2012/10/29付
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1999年の山口県光市母子殺害事件で、殺人や強姦致死罪などに問われ、3月に死刑が確定した大月孝行死刑囚(31)の弁護団が28日、広島市内で弁護団会議を開き、29日に広島高裁に再審請求することを決めた。

弁護団は29日午前11時から記者会見する。5月には東京都内で開いた報告集会で、新たに実施した大月死刑囚の精神に関する鑑定結果などを新証拠として提出することを明らかにしていた。

犯行当時18歳1カ月だった大月死刑囚は、一審山口地裁、二審広島高裁で無期懲役となったが、最高裁が2006年6月に「年齢は死刑回避の決定的な事情とはいえない」と判決を破棄。差し戻し後の広島高裁が08年4月、死刑を言い渡した。最高裁第1小法廷は今年2月の判決で「少年だったことを考慮しても刑事責任はあまりに重い」として死刑判決を支持、上告を棄却した。

大月死刑囚の死刑確定は、最高裁が把握する66年以降の少年事件で、犯行時の年齢が最年少となる。

確定判決によると、大月死刑囚は99年4月、光市の会社員、本村洋さん(36)宅に乱暴目的で押し入り、妻の弥生さん(当時23)と長女、夕夏ちゃん(同11カ月)を殺害するなどした。〔共同〕

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