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糖尿病などでの皮膚の傷、スプレーで修復 阪大などが化合物

大阪大学は創薬ベンチャーのアンジェスMGと共同で、糖尿病などでできるやけどに似た皮膚の潰瘍を治す化合物を開発した。スプレーで患部に吹き付けると、細菌感染を抑えながら傷の修復を促す。既存の薬では、抗菌性を保って傷を治すことはできなかった。2014年度に大阪大で医師主導の臨床試験(治験)を始め、2020年ごろの実用化を目指す。

森下竜一寄付講座教授、中神啓徳寄付講座教授らの成果。28日付の米科学誌プロスワンに掲載された。

糖尿病やリウマチなどの患者では、皮膚にやけどのような「難治性皮膚潰瘍」と呼ぶ症状が出やすい。治りにくく、悪化すると手足を切断することもある。治療には患部に適度な潤いを与える必要があるが、細菌が繁殖しやすくなり、感染症にかかるリスクが高まる問題があった。

研究チームはペプチドと呼ぶ抗菌作用を持つたんぱく質の働きが高まるように改良。マウスを使った実験で効果を確かめた。抗菌性を高めると治療効果が薄れるという問題も解決できるという。

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