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学資保険「元本」割れ、差額分を返還 住友生命「誤解与えた」

住友生命保険の学資保険を巡り、保険料の払込総額(元本)より受取額が少なくなったとして、大阪市の契約者が差額分の返還を求める訴訟を起こし、大阪高裁で和解が成立していたことが、28日分かった。会社側が返還に応じる。契約者側は「外交員の説明が不十分だった」と訴えていた。

関係者によると、問題の商品は「ちびっこライフ」で2004年まで販売された。保険会社が契約者からの保険料を運用し、運用結果次第で契約者に払う額が変わる。

契約者の男性は1992年と95年に子供2人について、それぞれ18年満期で契約した。契約前に保険外交員が提示した書類には、受け取り想定額「約430万円」「約302万円」と記載されていたが、実際の受取額は払い込んだ額より計約42万円少なかった。提案書には「利率は経済情勢により今後変動することがある」などと書かれていたが、外交員は受け取り想定額を強調する説明にとどまっていたという。

住友生命保険は「外交員が断定的に説明して誤解を与えた面もあり、裁判所の勧告に従って和解に応じた」としている。

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