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ATM訴訟、スター銀敗訴 三菱UFJの接続拒否「正当」

東京地裁判決

(更新)

他行のキャッシュカードでもATM利用手数料を無料にしている東京スター銀行が、ATMの相互接続を打ち切った三菱東京UFJ銀行に対し「独占禁止法違反に当たる」などとして、接続再開や損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。福井章代裁判長は「三菱東京UFJ側の接続解除には正当な理由がある」として請求を棄却した。

ATMで他行カードが使われると、カード発行元銀行はATM設置行に手数料を支払うことになっている。三菱東京UFJは「スター銀の無料ATMを使う自行顧客が急増し、銀行間手数料に不均衡が生じた」として、2008年にATMの相互接続契約を解除。スター銀の支店やコンビニなどのATMでは三菱東京UFJのカードが使えなくなっている。

福井裁判長は判決理由で「銀行間手数料は他行ATMを利用させてもらう対価で、それ自体で収益を上げることは想定されていなかったのに、スター銀は三菱東京UFJ側が支払う手数料でATM関連費用を賄って顧客を自行ATMに誘引した」と認定。手数料を巡り両行で2年以上の交渉があったことなどから「契約解除が信義則違反とはいえない」とした。

「メガバンクが無料サービスの排除を狙ったもので独禁法違反だ」とのスター銀側主張についても「三菱東京UFJの支払う銀行間手数料は交渉開始当初の4倍以上の年6億円にも達しており、解除には正当な理由がある」として退けた。

三菱東京UFJ銀行の話 当行の主張が全面的に認められ、妥当な判決だ。

東京スター銀行の話 判決は遺憾で控訴する。

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