2019年5月20日(月)

「日中共同トキ保護計画」を策定 人間と共存めざす

2010/8/28付
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絶滅の危機にひんしているトキの保護で日中の両政府は28日までに、「日中共同トキ保護計画」をまとめた。中国でも野生トキの生息地は限られており、両国が連携して人間とトキが共存できる環境づくりに中国国内で取り組む。個体数の少ない日本でも遺伝子の多様性を保つため、個体の交換など繁殖事業でも中国と協力する。

小沢鋭仁環境相が賈治邦・中国国家林業局長と北京で保護計画に署名した。2003年から実施してきた共同計画が今年で期限を迎えるため、15年までの新たな計画を作成した。

事業は9月から開始。トキの生活環境を守りながら、地域の人々がエコツーリズムや有機農業などで収入を得て生活できる環境を整備する。

日本側は新潟県佐渡島で進める共生の試みを中国で生かすほか、資金を提供したり専門家を派遣したりする。

中国は1981年に国内で絶滅したと考えられていたトキが7羽見つかり、人工繁殖に乗り出した。04年に放鳥を始め、現在は野性に約800羽いる。ただ、野性種は陝西省洋県と寧陝県に生息しているだけで、中国も生息域を拡大させることが課題になっている。

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