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虫歯菌が脳出血を助長 発生リスク4~5倍

阪大教授ら発表

大阪大の大嶋隆教授や和田孝一郎准教授、浜松医科大の梅村和夫教授らは、虫歯菌に脳出血を促すタイプが存在することを突き止めた。保菌者の脳出血の発症リスクは、そうでない人の4~5倍という。論文が英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に28日掲載された。

脳出血患者の血液から虫歯菌といわれる「う蝕(しょく)病原菌」の特殊な種類を発見した。血管の内壁が傷つくとそこに結合するたんぱく質を作る性質があり、傷を治りにくくする。

日本人の約8%が保有する菌だが、脳出血の患者を調べると約3割がこの菌を持っていた。患者から採取した菌をマウスに投与すると脳に出血がみられた。脳出血したマウスに投与すると脳の出血面積は5~6倍に広がった。

口の中には主に虫歯菌と歯周病菌が存在する。これまで歯周病菌が心臓病などに悪影響することは知られていたが、虫歯菌の報告はほとんどなかったという。研究チームは企業と協力し、簡易検査キットを開発中。

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