2019年1月17日(木)

大阪ダブル選投票率、市長選は40年ぶり60%超える

2011/11/28付
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ダブル選への有権者の関心の高まりを反映して、大阪市長選の投票率は60.92%を記録し、前回選挙より17.31ポイント上昇した。市長選で60%を超えたのは大阪府知事選との同日選が実施された1971年以来、40年ぶり。知事選は52.88%となり、同3.93ポイント上昇した。

市長選は、現職で再選を目指す平松邦夫氏と前府知事の橋下徹氏の一騎打ちの構図になった。橋下氏率いる地域政党「大阪維新の会」が府市を解体・再編する「大阪都構想」を掲げる一方、平松氏は市の解体に反対。大都市のあり方を巡る論戦に全国的な注目が集まった。

一方、知事選で維新の対抗馬となった倉田薫氏は、都構想について「国会での法改正も必要。知事選の争点にはならない」と中立に近い立場を貫いた。平松氏と同様「反維新」を訴えたものの、市長選と比べ、都構想を巡る対立軸にやや鮮明さを欠いた。こうした選挙戦の展開も投票率が伸びなかった一因とみられる。

有権者が市長選と知事選に計2票を投じた大阪市内では知事選の投票率も高かった。前回選挙は47.08%で府内43市町村のうち37番目だったが、今回は60.92%を記録。豊能町、田尻町に次いで3番目の高さだった。

府と市の選挙管理委員会によると、大阪の首長や各議会議員選挙は戦後統一地方選として実施。知事、大阪市長、府議会、大阪市議会の4選挙が同じ投票日に設定されていたが、71年秋に当時の市長が亡くなったことに伴い、同年4月の統一選を最後に、2首長選は別々に実施されてきた。

2008年の知事選は48.95%、07年の市長選は43.61%と共に前々回から上昇に転じたものの、40%台にとどまった。

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