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「かわいい」で成績アップ 広島大実験、効果に期待

かわいい動物の写真を見ると注意力を要する作業の成績が向上することを、広島大の入戸野宏准教授(心理生理学・工学心理学)らが大学生約130人を対象にした実験で明らかにし、28日までに米科学誌電子版に発表した。

入戸野准教授は「日常生活や仕事場でも、かわいいものを身の回りに置くことで、作業効率を上げることができるかもしれない」と話している。

実験では、ピンセットで小さな部品をつまんで穴から縁に触れずに取り出す作業や、数列から指定された数字を探し出す作業を各2回実施。学生を「幼い猫や犬」「成長した猫や犬」「すしなどの食べ物」の写真を見せる3つのグループに分け、作業の間にそれぞれ7枚ずつ見せて前後の成績を比較した。

幼い動物の写真を見たグループの成績は、部品を取り出す作業で44%、数字を探し出す作業で16%それぞれ向上。他の写真の2グループは変化がなかった。

入戸野准教授は「かわいいという感情には、対象に接近して詳しく知ろうとする機能があり、注意が集中する効果が生まれたのでは」と分析している。〔共同〕

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