2019年1月24日(木)

スロープ崩落で建築士を起訴 町田のスーパー死亡事故

2013/12/27付
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東日本大震災で東京都町田市のスーパー「コストコ多摩境店」の駐車場スロープが崩落し、8人が死傷した事故で、東京地検立川支部は27日、設計を担当した石川県野々市市の高木直喜建築士(67)を業務上過失致死傷罪で在宅起訴した。大震災の建物崩落事故で、刑事責任を問われるのは初めて。一方、ほかに同容疑で書類送検された建築士3人については嫌疑不十分で、不起訴とした。

起訴状によると、高木被告は2001年12月~02年1月、同店の構造を変更する際、建物とスロープの耐震構造を異なる強度に設計。地震が起きた際に揺れ方に差が出て接合部が壊れる危険があったのに見過ごし、大震災でスロープが崩落して2人を死亡させ、6人にけがを負わせたとしている。

地検立川支部は、高木被告が図面を精査し、接合部の設計を正確に把握して構造設計すべき注意義務を怠った点を過失として認定した。

高木被告は取材に対し、「私の構造計算は正確。引き継ぎ前の担当者の計算が間違っていたか、ゼネコンの造り方に問題があったため崩落が起きた」としている。〔共同〕

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