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水谷建設前社長、ヤミ献金1億円提供証言 陸山会事件公判

(更新)

小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書の第10回公判が27日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であった。石川議員と元秘書、大久保隆規被告(49)に各5千万円を渡したと供述している中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の前社長(53)が証人として出廷した。

検察側の主尋問に対し「大久保元秘書から、『ダム建設の下請け工事の受注が決まった後に1億円をいただきたい』と要求され、渡した」とヤミ献金の提供を改めて証言した。

検察側は冒頭陳述で、水谷建設のヤミ献金が虚偽記入の動機の背景事情だったと主張。一方、石川議員と大久保元秘書は捜査段階から一貫して、計1億円の現金受領を否認している。

この日の証人尋問で、前社長は「岩手県でのダム建設工事では小沢事務所の力が強く、下請け参入に反対されないよう営業活動を始めた」と説明。2004年9月、東京・永田町の衆院議員会館の小沢事務所で、大久保元秘書が前社長に対し、2件の下請け受注の決定後、5千万円ずつを支払うよう要求したという。

前社長は04年10月15日に、東京都港区のホテルのロビーで「手提げの紙袋に入れた5千万円を目立たないように石川議員に渡した」と証言。05年4月中旬にも、同じホテルの喫茶店で大久保元秘書に5千万円を渡したと述べた。

前社長は、大久保元秘書と親密な関係を築くため「04年末に自宅にお邪魔し、現金100万円などを渡した」ほか、東京・向島の料亭で大久保元秘書を4~5回接待したと説明。下請けとして受注できたことは「小沢事務所の推薦、大久保元秘書の協力があったからだと思う」と述べた。

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