/

岩板割れ新たな境界? スマトラ島沖地震で

インドネシア・スマトラ島沖で今年4月に起きた巨大な地震により、インドやオーストラリアの下にあるプレート(岩板)が割れ、インド洋の海底下に新たなプレート境界が生まれつつあるとの分析結果を、米国のチームが27日付英科学誌ネイチャーの電子版に発表した。

地球全体は十数枚のプレートで覆われ、その下にあるマントルの対流などに合わせて移動しているとされる。日本周辺にはユーラシア、北米、太平洋、フィリピン海の各プレートの境界が集中している。チームの米カリフォルニア大サンタクルーズ校ソーン・レイ教授は「新たなプレート境界ができる過程を検知するのは非常に珍しいことだ」と話した。

新しいプレート境界がどこに形成されるかを予測するのは難しいが、スマトラ島沖から西の方向に生まれる可能性がある。米ユタ大のキース・コーパー准教授は「新しい境界ができるまでには数百万年がかかり、同じような巨大地震が多く起こるだろう」としている。

スマトラ島沖では4月11日にマグニチュード(M)8を超える2つの地震が発生。チームは地震波などの分析から、海底下では地震により少なくとも4つの断層が複雑な方向にずれ、割れ目の深さも地殻を通り越して、数十キロの深さにあるマントル付近にまで及び、プレートが割れ始めているとみている。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン