2018年11月14日(水)

「杉原千畝」名で137冊寄贈 「アンネの日記」関連本

2014/2/27付
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東京都内の公立図書館などで「アンネの日記」や関連書籍が大量に破られていた事件で、東京都立中央図書館(港区)に、第2次世界大戦中にユダヤ人を救った外交官として知られる「杉原千畝」を名乗る人物から、関連本137冊の寄贈があったことが、27日までに分かった。杉原さんは1986年に亡くなっている。

「杉原千畝」名で寄贈された「アンネの日記」や関連本(26日、東京都港区)=共同

「杉原千畝」名で寄贈された「アンネの日記」や関連本(26日、東京都港区)=共同

同館によると、24日午前に段ボール箱2箱が配送された。伝票には東京都内の住所と杉原さんの名前が書かれており、同日、杉原さんの名前を名乗る人物から「本を活用してほしい」という電話があった。

25日に中身を確認すると、「寄贈」という言葉や旧約聖書の一節が書かれた手紙とともに「アンネの日記」や関連本の新品が24作品、計137冊入っていた。

同館では被害が確認されていないが、東京都図書館協会の事務局となっている。担当者は「東京都内の公立図書館に本のリストを送った上で、申し出があった図書館に渡したい」と話している。

一方、一連の事件で、杉原さんの関連書籍も被害に含まれていることが判明。自治体などによると、東京都の武蔵野市立吉祥寺図書館で13日、杉原さんの生涯を描いた児童書「杉原千畝―命のビザにたくした願い」が数ページ破られているのが見つかった。版元の理論社によると、同作はアンネ・フランクに関する記述も一部にある。〔共同〕

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