尖閣付近また中国調査船 2日連続、通告外航行

2011/9/27付
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26日の夕方から夜にかけて、沖縄県・尖閣諸島の周辺を、中国の海洋調査船や漁業監視船が相次いで航行しているのを、海上保安庁の航空機や巡視船が見つけた。海洋調査船は日本の排他的経済水域(EEZ)内で、事前の通報とは異なる海域を航行、漁業監視船は2隻が一時、接続水域に入った。

尖閣諸島周辺では25日にも、26日とは別の海洋調査船が、EEZの事前通報とは異なる海域を航行。中国の調査船や監視船が相次いでいることに、海保は警戒している。

第11管区海上保安本部(那覇)によると、海洋調査船「科学3号」は、26日午後4時50分ごろ、沖縄県・尖閣諸島久場島北北東約145キロの日本のEEZで、海上保安庁の航空機が発見。中国側の事前通報とは異なる海域で、船尾からワイヤのようなもの1本を垂らし航行していた。

航空機から「事前の同意内容と異なる海域での海洋調査は認められない」と無線で警告したが、応答が無いまま調査船は航行を続行。午後5時45分ごろ、発見場所から約20キロ南東の事前通報海域に入ったため、海保の航空機は追尾をやめた。

漁業監視船「漁政32501」と「漁政202」は、同日午後7時半から午後8時10分ごろにかけ、久場島北西の接続水域内を航行しているのを巡視船が相次ぎ確認。無線での呼び掛けに「漁政202」は「公務執行中」と応答、午後9時ごろまでにいずれも接続水域を出た。

25日午後5時55分ごろにも中国の海洋調査船「北斗」が、事前通報と異なる海域でワイヤなどを垂らして航行しているのが見つかった。海保が警告、約4時間後にワイヤなどを引き揚げた。〔共同〕

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