2019年2月16日(土)

法務省、東京拘置所の刑場を初公開 死刑議論契機に

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2010/8/27付
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法務省は27日午前、死刑を執行する東京拘置所(東京・葛飾)内の刑場を報道機関に公開した。刑場は全国7カ所にあるが、一部の国会議員などを除くと公開は初めて。「死刑制度の存廃を含めた国民的議論が必要」とする千葉景子法相の指示により、死刑に関する情報公開の一環として実現した。

公開されたのは2003年の同拘置所の改築に伴い、旧刑場に代わって設けられた刑場。06年12月の死刑囚2人の執行以来、これまで17人の執行に使われた。

刑場は、上下2層に分かれ、上層部には床面に設けた踏み板が開閉し死刑囚を絞首する「執行室」のほか、正式に執行の告知を受ける「前室」、宗教家らと面接し遺言を託すなどする「教誨(きょうかい)室」、担当刑務官が踏み板を操作する「ボタン室」がある。踏み板が開くと死刑囚が下層部分に落ち、ここで死亡を確認する。執行室の正面はガラスで仕切られ、全体を見渡せる「立ち会い室」から、検察官らが執行を見届ける。

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