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カルテ開示、料金に格差 閲覧は無料から1万円超まで

患者が病院に診療録(カルテ)の開示を求めた際のコピー代や閲覧料、医師の説明料などの費用に格差があることが27日までの「患者の権利オンブズマン東京」の調査で分かった。高額の費用負担を求める病院では開示請求が全くなかったという。オンブズマン東京は「患者の知る権利を阻害している可能性がある」として、厚生労働省に実態調査を求めている。

調査は昨年11月、日本医療機能評価機構の認定を受けている東京都と神奈川県の計291病院に調査票を配布、91病院(31.3%)から回答があった。

カルテのコピー代は白黒で1枚10~50円、中には5000円と定額にしている病院もあり、カラーでは1枚40~200円の開きがあった。閲覧だけでは「無料」が62病院で3分の2を占めたが、有料とする病院では300~1万2600円と差があった。医師などの説明料は1時間3000~1万5000円と5倍の差があった。

2008年の開示請求を尋ねたところ、91病院で計1886件。100件を超える病院もある一方、全く請求がなかった病院が8病院あった。オンブズマン東京は「年30件未満が7割を占めるなど開示請求は少ない。請求を断念せざるを得ないほど高額な病院もある。病院の負担に配慮しつつ、適切な費用にしてほしい」と求めている。

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