スカイツリー 240メートルの最上部丸ごとつり上げ
工事大詰め、間もなく高さ500メートル超え

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2010/11/27付
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500メートルを超えた場所では風の強さは地上のおよそ2倍。雨の日などは雲が作業員の視界を遮り、塔が細くなれば足場も不安定になる。従来のようにクレーンで鉄骨を積み上げていくのは「非常に危険」(田村副部長)という判断だった。

ただ、名古屋テレビ塔を丸ごとつり上げるような大がかりな工事だけに、作業には細心の注意が求められる。

特定のワイヤに荷重が偏らないよう、常にワイヤの張力をチェックし、少しでもばらつきが生じれば自動調整できるシステムを導入。つり上げ中に地震が起きた場合に備え、ゲイン塔の周囲には船着き場の岩壁に使われる特殊なクッション材を巻き付けている。

スカイツリー建設ではこれまで目立った事故は起きておらず、田村副部長は「最後まで気を抜かず、無事に完成の日を迎えたい」と話している。

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