2018年1月21日(日)

三浦さん、次の夢「ヒマラヤの頂上から滑りたい」

2013/5/26付
保存
共有
印刷
その他

 【カトマンズ=共同】史上最高齢の80歳で世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂に成功した冒険家の三浦雄一郎さんは26日午前10時40分(日本時間午後1時55分)ごろ、ネパールの首都カトマンズの空港に到着した。空港で記者団に「やっと生きて帰ってこられたという感じだ。酸素が濃いな」と笑顔を見せた。

エベレスト登頂に成功し、記者会見する三浦雄一郎さん(左)と次男の豪太さん(26日、カトマンズ)=共同

 三浦さんは滞在先のホテルで26日夕に記者会見し「夢を見て、あきらめず実行した。素晴らしい宝物になった」と振り返った。また世界第6位の高峰、ヒマラヤのチョーオユー(8201メートル)の「頂上からスキーを滑りたい」と述べ、「もう一つの夢」に向け、挑戦を続ける可能性にも言及した。

 同行した医師によると血圧は安定しており、健康状態に問題はないという。三浦さんは一時、脱水症状に陥っていた。

 ホテルでは支援者が歓迎。三浦さんが90歳でのエベレスト挑戦の可能性について「もうたくさんだよ」と笑うと、共に登頂した次男の豪太さん(43)が「半年ぐらいたつと気が変わるかもしれない。戦々恐々としている」と応じた。

 三浦さんは26日、標高6500メートル地点にあるネパール側キャンプ(C2)からヘリコプターで下山。途中のベースキャンプ(5300メートル)では「頂上は素晴らしい快晴、こんなすごいことはなかったと思う」と喜びを語った。

 予定より時間がかかった下りについては「登りより、はるかに危なかった。一歩間違えたら死んじゃうので。生涯でこれほど疲れたことはない」「下山の長時間記録を作ったと思います」とユーモアを交えて話した。帰国後は「温泉にどっぷり漬かって、ゆっくり、のんびり酒を飲みたい」と語った。

 三浦さんは23日午前9時ごろ登頂。24日深夜、医療スタッフが待機するC2に到着した。

 三浦さんは70歳だった2003年と75歳だった08年にもエベレストに登頂し、今回で3回目。ネパール人の76歳の最高齢記録を塗り替えた。

日経電子版が2月末まで無料!初割のお申し込みは1月31日まで!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

三浦雄一郎



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報