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奈良先端大、体に貼る発電シート 体温と空気の温度差利用

人の体やパソコンなどに貼り、外気との温度差を利用して発電するシートを奈良先端科学技術大学院大学の河合壮教授らが開発した。発電効率は従来のシートの10~1000倍。柔らかく折り曲げられるため、曲面にも装着できる。5年後をメドに、腕時計や情報端末の電池の代わりに実用化するとしている。

研究成果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に26日、掲載された。

ナノテクノロジー素材のカーボンナノチューブ(筒状炭素分子)と有機化合物で素子をつくり、約4センチ角、厚さ約1ミリの樹脂製シートに組み込んだ。太陽光を電気に変える太陽電池と異なり、夜や雨の日も発電できる。

今後改良を加えたうえで、数枚を組み合わせて肌に貼れば、最大で約100ミリワットの電力が得られる見通し。腕時計や補聴器、眼鏡型情報端末などの電気をまかなうことができるという。

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