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研究者遺品、光明皇后発願の写経と判明 阪大

来年5月に公開

大阪大学総合学術博物館(大阪府豊中市)に寄贈された経典が、奈良時代の736年に聖武天皇の妻、光明皇后の発願で始まった写経の一部と分かり、大阪大が26日発表した。

奈良時代の仏教を研究し、昨年死去した井上薫名誉教授の遺品から見つかり遺族が寄贈した。1998年に知人の出版社会長から譲られたという。大阪大は「経典がどのように書き写されていったかなど成立過程などを知る手掛かりとなる」としている。

大阪大によると、経典は「光明皇后発願一切経」と呼ばれ、本来は約7千巻だが、現存するのは約千巻とされる。うち750巻は正倉院に残っており、遺品は散逸した一部とみられる。

寄贈されたのは「出曜経 巻第四」の末尾部分と天平12年5月1日付の光明皇后の願文部分。2枚の紙をつなげた形で縦約27センチ、横約69センチ。

正倉院文書によると、出曜経の3~6巻は願文部分も含め茨田久治万呂という人物が書き写したことが分かっているが、正倉院に残る第6巻と照らし合わせ、筆跡などが一致したことから本物と判断した。

願文は光明皇后が聖武天皇の長寿や民衆の幸福などを祈った内容。大阪大は今回の写経の一部を来年5月に公開する。〔共同〕

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