2019年6月26日(水)

朝鮮総連本部、宗教法人が約45億円で応札

2013/3/26付
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整理回収機構の申し立てにより競売にかけられていた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部の土地、建物の入札結果が26日、東京地裁で公開され、宗教法人「最福寺」(鹿児島県)が最高価格の45億1900万円で応札した。入札の最低価格は約21億3千万円だった。

地裁が今後、落札資格の有無などを審査したうえで、29日に正式に売却先を決定する予定。

競売にかけられていたのは、東京都千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地約2390平方メートルと地上10階、地下2階建てのビル。入札は今月12日から19日まで、郵送や持参などにより受け付けた。26日、札を収める箱のカギを開ける「開札」が実施された結果、最福寺の最高価格での応札が分かった。最福寺も含め、応札は4件あったという。

最福寺のホームページなどによると、最福寺の池口恵観法主は北朝鮮と親交があり、これまでもたびたび訪朝。2011年4月には「金日成主席観世音菩薩像」を北朝鮮に寄贈するなどしたという。

中央本部の競売を巡っては、機構が起こした訴訟で07年6月、朝鮮総連に対する約627億円の債権が確定。12年6月、中央本部の強制競売を認める判決が確定し、機構が同年7月に強制競売を申し立てた。地裁は土地・建物を差し押さえたうえで、不動産価値の評価などを進め、今年2月、入札を公告した。

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