正倉院、瓦のふき替え完了 平成の大修理

約100年ぶりの大修理が進む奈良市の国宝・正倉院正倉で、屋根瓦のふき替え作業がこのほど終了し、宮内庁が26日、装いを新たにした姿を報道陣に公開した。
今回の大修理は傷んだ屋根瓦の交換や、軒先の垂れ下がりを抑えるための屋根裏の構造補強が目的。一昨年秋から作業が本格化した。約2万6200枚の瓦を新調した一方、奈良時代の瓦を含む約8400枚を再利用。屋根全体の重さは約191トンと修理前より約8トン軽くなった。
同庁の担当者は「100年先までもつように補強した。きれいになった姿を多くの人に見てほしい」と話している。
今後は室内の復旧作業や、建物全体をカバーしている覆い屋の撤去などを行い、来年秋に完成する計画。
最後の現場の一般公開を来年2月7~11日に行う。事前申し込みが必要で、詳細は同庁ホームページに掲載している。











