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第一三共のインフル薬、「H5N1」にタミフルより効果 東大など

東京大学などは、第一三共が厚生労働省に承認申請したインフルエンザ薬が、病原性の高い「H5N1型」鳥インフルエンザウイルスに対してタミフルよりも高い効果を発揮することを動物実験で突き止めた。将来、H5N1型ウイルスが人で流行した場合にも治療効果が期待できるという。

東大医科学研究所の河岡義裕教授、木曽真紀研究員らと第一三共、神戸大学などの共同成果。米科学誌プロス・パソジェンズ(電子版)に26日、発表した。

第一三共のインフル薬「CS-8958(開発番号)」は吸入タイプの薬。現在、インフル治療に使うタミフルやリレンザが1日2回の服用を5日間続けなければならないのに対し、1回の服用で十分な効果があると期待される。

研究チームはマウスを8~10匹ずつのグループに分け、H5N1型に感染させた後、少しずつ量を変えながら新薬とタミフルを投与して治療効果を調べた。薬を投与しなかったグループは11日目までにすべて死亡。タミフルを1日2回、5日間投与したグループは50~90%が生存したが、新薬は1回の投与で70~90%が生き残った。

また、新薬の予防効果をみるため、マウスに投与した後にH5N1型に感染させる実験をすると、1週間後でも感染を防ぐ効果が確認できた。

第一三共は1日に厚労省に承認を申請。早ければ今秋にも発売を目指す。

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