2019年4月22日(月)

補助金250億円無駄に 下水90施設に余剰設備、検査院指摘

2012/9/26付
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会計検査院が全国の下水処理施設の稼働実態を調べたところ、1年以上にわたって使われていないなど余剰設備を抱える施設が北海道、岡山県、三重県などに約90あったことが26日までに分かった。建設費用などとして国庫補助金だけで約250億円が無駄に支払われた形で、検査院は下水道事業に補助金を出している国土交通省に改善を要求する。

全国の下水処理施設のうち約600施設を対象に、ごみや汚泥を分離する沈殿池などの処理施設や機械、電気設備などの稼働状況を調べた。

その結果、約50施設で1年以上稼働していない機械や建物などが見つかった。ほかに約40施設では、稼働はしているものの、処理の実態に比べて設備が明らかに過大だったという。

理由を調べたところ、下水道事業をする自治体が、1日当たりの計画最大汚水量を実際より過大に見込んでいたり、必要に応じて段階的に設置すればよいにもかかわらず、まとめて造ることで担当者が「費用を抑えられる」と考えたりしていたことが分かったという。

国交省の担当者は「検査院の検査結果を把握していないのでコメントできない」としている。〔共同〕

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