2017年12月16日(土)

交通取り締まり、重点路線と時間の公表を 警察庁有識者懇

2013/12/26付
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 警察庁は26日、交通取り締まりに対する国民の理解を深めるため、地域の実情に応じて重点的に取り締まる路線、時間帯を示した指針を作り、公表するよう全国の警察に指示することを決めた。来年春にも通達を出す。

 事故抑止に有効な取り締まりや規制の在り方を議論した同庁の有識者懇談会がまとめた提言の中で求めた。懇談会は同日、古屋圭司国家公安委員長に提言を手渡した。

 これまでも警察署のホームページで取り締まり実施路線は一部公表されていたが、提言は「それぞれの取り締まりをする考え方、背景事情が説明されていないため、国民に何のための取り締まりか理解されていない現状がある」と指摘。規制速度の設定など速度管理の考え方もまとめるよう求めた。

 取り締まりは定置式や白バイ、パトカーによる追尾式のものと抜き打ち的なものを組み合わせるべきだとした。定置式の取り締まりには、海外で使われているような小型の装置が導入できるか研究を進める必要があるとした。

 また、新東名に代表される高規格の高速道で、設計速度が120キロで片側3車線以上の道路について、最高速度を100キロ以上に引き上げることが適切かどうか検討すべきだとした。警察庁は来年1月から国土交通省と検討を始める。

 古屋委員長は6月の記者会見で「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と持論を展開。8月に自身が主催する懇談会を設置して、議論を進めてきた。〔共同〕

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