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ひっかいて、かゆみ抑える仕組み解明 筑波大など

筑波大学とピッツバーグ大学の研究チームは、かゆみを抑える神経を発見し、かゆみのメカニズムを解明した。かゆい時にひっかいたり患部を冷やしたりすると、神経伝達物質が放出され、かゆみの情報を脳に伝える情報網をブロックし、かゆみがやわらぐことがわかった。研究成果は5月14日付の米科学誌「ニューロン」電子版に掲載する。

筑波大の長瀬博教授らは、かゆみを訴える腎透析の患者では、血液中にあるダイノルフィンという物質が少なくなっていることを突き止めた。この物質を出している神経が何かを見つけるため、遺伝子工学の技術で脊髄にある様々な神経がないマウスを作った。その結果、B5-Iという神経がないマウスは通常のマウスより、かゆみがひどくなることがわかった。

通常は脊髄からダイノルフィンが分泌され、かゆみを抑えているが、体に異常があると、ダイノルフィンの分泌が抑えられて激しいかゆみが出る。

腎不全や肝炎、アトピー性皮膚炎の患者は激しいかゆみに襲われ、患部をひっかいたり、冷やしたりする。これはダイノルフィンを脊髄から再び放出させ、かゆみを抑えるためという。

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