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独創の美 時間かけ熟成

文化勲章受章の三宅一生さん

「大変うれしい。デザインに携わる仲間たちと分かち合いたい」。はにかんだ笑顔で受章を喜ぶ。30代から第一線に立ち続け、今夏も平面の布を持ち上げると立体的な服に変わる独創的なデザインを発表。自ら布を持ち上げて見せると、子供のようなくったくのない笑顔になった。

7歳で被爆。高校時代、復興する広島市内で彫刻家イサム・ノグチ設計の平和大橋を渡り、「人々に力を与えるデザインの力に感銘を受けた」。

40年前に事務所を設立。「普通の人が生活の中で着る服」にこだわり、古代の技法「プリーツ」をデザインとして昇華させた「プリーツ・プリーズ」などを生み出した。

新作のテーマは「再生 再創」。ポリエステルなどの再生繊維も使う。ただ、最近は創造的なデザインに不可欠な素材をもたらしてきた日本の繊維産業の衰えが気になる。若手には「安価で手軽なものがもてはやされる時代に、ワインを熟成させるように時間をかけて良いものを作る面白さを伝えたい」。(服飾デザイナー、72歳)

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