駿河湾の海底に地滑り跡発見、09年8月の地震で発生
海洋研究開発機構は25日、昨年8月11日に駿河湾で発生したマグニチュード(M)6.5の地震によって発生した海底地滑りの痕跡を、深海探査機などの調査で発見したと発表した。
この地震では、静岡県焼津市で最大62センチの潮位の低下、御前崎市で最大36センチの津波を観測した。しかし、地殻変動などのデータを基にした津波シミュレーションではこれらの現象を再現できず、断層運動以外の原因として海底の地滑りの可能性が指摘されていた。
海洋機構は調査船などで震源付近の海底地形を調査。焼津市の沖合約5キロの水深600メートル付近の海底が、幅約450メートル、高さ10~15メートルにわたって滑落した跡を見つけた。
また、海底に設置されていた、静岡県が所有する海洋深層水の取水管の一つが本来の位置より約2キロ沖の海底に押し流されているのを確認した。〔共同〕












