筋肉が骨になる難病、iPS細胞で病状再現 京大

2013/12/25 21:40
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京都大学の戸口田淳也教授らは25日、筋肉や周囲の組織が徐々に硬くなって骨に変わる難病患者からiPS細胞を作り、病状の一端を再現できたと発表した。原因遺伝子の働きを化学物質で妨げて、骨になりにくくする実験にも成功した。病気の仕組みの解明や新薬の開発につながるとみている。

この難病は「進行性骨化性線維異形成症」といい、患者は国内に50~70人いるとされる。体の至る所で本来は骨ができない部分に骨ができる病気で、症状が進むと歩行困難になったり、口を開けるのが大変になったりするという。患部が傷つくと症状が悪化するため、病変部分を採取して細胞を調べるのも難しかった。

研究チームは、5人の患者から皮膚の細胞を取ってiPS細胞に変え、骨の細胞に育てた。その過程を通常の人のiPS細胞と比べたところ、通常の人に比べて骨が成長しやすいことがわかった。

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