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ワクチン点鼻投与でアトピー改善 三重大、マウスで効果確認

三重大大学院医学系研究科の水谷仁教授(皮膚科学)と河野光雄講師(感染症制御医学)の研究チームは、病原性の低いウイルスに免疫機能を調整する遺伝子を組み込んだワクチンを点鼻投与することでアトピー性皮膚炎の症状が改善することをマウスを使った実験で突き止め、25日までに米科学誌(電子版)に発表した。

免疫が過剰反応して起こるアトピーは、免疫機能を抑えるステロイド剤を塗る治療が一般的だが、対症療法に近く、長期投与で色素沈着するなど副作用もある。

チームによると、ワクチンを鼻の粘膜から取り込むこの方法は、ストレスや副作用が少なく、体質そのものの改善にもつながるという。

チームは、アトピーの抗原を塗り、人為的にアトピー性皮膚炎を発症させたマウスを用意。免疫調整作用のある遺伝子を組み込んだワクチンを作製し、点鼻したところ、疾患部に注射で投与したマウスよりも症状の回復が見られたという。

このウイルスは自己増殖しないため安全性が高く、呼吸器に作用する性質があり、点鼻で使うと効果が高いという。将来的に、組み込める遺伝子の幅が広がれば、様々な病気に対する免疫療法にも応用可能だという。〔共同〕

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