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アンデルセン賞に上橋菜穂子さん 日本人で4人目、20年ぶり

ファンタジー小説「精霊の守り人」や「獣の奏者」で知られる作家で文化人類学者の上橋菜穂子さん(写真、51)が25日までに、国際アンデルセン賞の作家賞に決まった。日本人作家の受賞は1994年のまど・みちおさん以来20年ぶり。画家賞を含めると4人目となる。

アンデルセン賞を主催する国際児童図書評議会(IBBY、本部・スイス)から、日本国際児童図書評議会(JBBY)に24日夜、連絡が入った。IBBYは上橋さんについて「ファンタジーの世界をつくり出す秀でた才能の持ち主であり、その作品は、自然やあらゆる生き物への優しさと敬意にあふれている」と評している。

上橋さんは「夢のようです。日本の長編児童文学が世界に出ていくきっかけになるとうれしい」と喜びを語った。

国際アンデルセン賞は「児童文学のノーベル賞」ともいわれ、1956年から2年に1度、子供の本に貢献した作家に贈られてきた。

上橋さんは、いきいきと躍動感のある女性を描くのが特徴。オーストラリアの先住民アボリジニの研究などフィールドワークも多く、土地の文化や自然を慈しむ視点も作品に生かされ、海外でも高い評価を受けていた。〔共同〕

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