2019年2月20日(水)

「東寺百合文書」を記憶遺産に推薦 政府、15年登録目指す

2014/3/25付
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政府は25日までに、2015年の記憶遺産登録を目指し、京都市の東寺に伝わる国宝「東寺百合文書」の推薦書をユネスコに提出したことを明らかにした。奈良から江戸時代にかけての約2万5千点に及ぶ寺院運営に関する古文書で、各時代の状況を伝える貴重な資料。足利義満の直筆や織田信長の「天下布武」の印が入った文書などを含む。1997年に国宝に指定された。

記憶遺産は自治体や非政府組織(NGO)なども推薦可能で、15年登録に向けて東寺百合文書とは別に国内から3件の推薦書が提出されている。同時期の登録は1カ国2件までのため、日本ユネスコ国内委員会が絞り込む。東寺百合文書は国内委が選考に関わっており、2件のうちの1件に残る公算が大きい。

他の3件は、京都府舞鶴市が戦後のシベリア抑留に関する資料、鹿児島県南九州市が知覧特攻平和会館にある特攻隊員の遺書や手紙、奈良県御所市の水平社博物館が部落解放運動の原点となった全国水平社創立時の資料を、それぞれ推薦している。〔共同〕

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