2019年6月17日(月)

化石に皮膚痕くっきり、熊本で発見 「恐竜の可能性」

2012/7/25付
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熊本県天草市で約9800万年前の地層から、恐竜か爬虫(はちゅう)類のものとみられる皮膚痕の化石が見つかった。恐竜時代の皮膚痕化石は国内では2例目で、世界的にも珍しい。天草市立御所浦白亜紀資料館と福井県立恐竜博物館が25日発表した。

化石は天草市の白亜紀後期の地層から見つかり、最大で直径2ミリほどのうろこの模様や5ミリほどの楕円形の突起などがはっきりと残っている。大きさは縦約10センチ、横約9センチ。

草食恐竜のハドロサウルス類や淡水にすんでいた爬虫類のコリストデラ類のうろこと似ているが、これまでの研究では特定できていない。

「同じ地層から恐竜の化石は見つかっているがコリストデラ類は見つかっていないので、恐竜の可能性が高いと思う」(福井県立恐竜博物館の宮田和周主任研究員)という。

足裏以外の部位の皮膚の痕が見つかるのは、2007年の福井県勝山市での発見に次ぎ国内2例目。25日から恐竜博物館では複製を、白亜紀資料館では実物を一般公開する。

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