2019年2月23日(土)

猪瀬氏、都庁去る 自民はあいさつ拒否

2013/12/24付
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東京都議会の同意を得て24日付で都知事を辞職した猪瀬直樹氏(67)が同日午後、都庁を去った。新知事を決める都知事選は来年2月9日投開票となる見通し。最大会派の自民党の都連がこの日、候補者について協議するなど各会派の関心は知事選に移っている。

退庁したのは24日午後2時すぎ。本人の意向で花束贈呈などのセレモニーは行われなかった。約60人の職員が見送る中、猪瀬氏は都幹部らに「ありがとう。さようなら」と告げ、副知事時代を含めて約6年6カ月を過ごした都庁舎を見上げてから深々と頭を下げた。

これに先立つ都議会本会議後、猪瀬氏は各会派をあいさつ回りしたが、自民は「(資金受領問題で)納得のいく説明をしてもらっていない」と面会を拒否。共産党は資金受領問題に関する「公開質問状」を渡そうとし、もみ合いの末、猪瀬氏の特別秘書が受け取った。

40代の男性職員は「都は来年度予算編成や20年五輪大会組織委員会設立などの課題が山積。問題発覚後、速やかに辞職すべきだった」と突き放した。別の職員は「改革の理想を持っていた。都庁が保守的にならなければよいが」と漏らした。

猪瀬氏には退職金1001万1560円が支給される。

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