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「仰げば尊し」原曲は米国の歌 19世紀、同じ旋律

卒業式でよく歌われてきた唱歌「仰げば尊し」の原曲とみられる米国の歌の楽譜を、一橋大名誉教授(英語学・英米民謡、歌謡論)の桜井雅人さん(67)が25日までに発見した。研究者の間で長年、作者不詳の謎の曲とされていた。

桜井さんによると、曲名は「SONG FOR THE CLOSE OF SCHOOL」。米国で1871年に出版された音楽教材に楽譜が載っていた。直訳すると「学校教育の終わりのための歌」で、友人や教室との別れを歌った歌詞という。作詞はT・H・ブロスナン、作曲はH・N・Dと記されていた。

旋律も演奏記号フェルマータの位置も「仰げば尊し」と全く同じという。桜井さんは約10年前から唱歌などの原曲を研究。古い歌集や賛美歌などを調べていたところ、1月上旬に楽譜を見つけた。

桜井さんは「日本にはたどれる資料がなく、今の米国でも知られていない歌。作詞・作曲者の実像など不明な点も多く、今後解明されればうれしい」と話している。〔共同〕

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