元電通社員が出資法違反容疑 大阪府警逮捕

2010/8/25付
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明治大学のラグビー選手だった渡辺大吾被告(37)=出資法違反の罪で起訴=らが高利回りをうたい違法に資金を集めたとされる事件で、大阪府警生活経済課などは24日、新たに広告代理店大手「電通」の元社員で住所不詳、岡本亘司容疑者(39)を出資法(預かり金の禁止)違反容疑で逮捕した。同課によると、容疑を否認している。

逮捕容疑は2008年5~8月に渡辺被告らと共謀して、元本保証や毎月5%の高配当をうたってファンドへの出資を募り、大津市の男性会社員(36)ら3人から1500万円を集めた疑い。家宅捜索で押収した資料から、20人から計9250万円を集めていた疑いがあるという。

同課によると、岡本容疑者は同志社大学ラグビー部で主将を務め、卒業後に電通に入社。2006年12月に共通の知人を介して知り合った渡辺被告に「金券を利用した運用で利益を出せる」などと投資話を持ちかけたという。

これを受け、渡辺被告らは08年5月にコンサルタント会社「インベストメント・パートナーズ」(大阪市中央区)を設立。同課によると、出資を募る際、投資家には「電通に勤める男と会社を経営している」などと説明し、信用させていたという。

この事件では、渡辺被告ら5人が出資法違反の罪で起訴されている。

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