人間ドック、「異常なし」最低の7.8% 11年受診者
学会発表

2012/8/24付
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日本人間ドック学会(奈良昌治理事長)は24日、2011年に人間ドックを受診した全国の約313万人について、「異常なし」とされた人の割合が過去最低の7.8%になったと発表した。

集計を始めた1984年の29.8%から年々減少。過去最低だった前年からさらに0.6ポイント下回った。同学会の笹森斉理事は「背景として、生活習慣病に関する項目の判定基準が厳しくなっていることや、受診者の高齢化が考えられる」と指摘した。

生活習慣病に関係する項目で異常が見つかったのは多い順に、肝機能異常(33.3%)、高コレステロール(29.8%)、肥満(27.6%)、血糖値の異常(23.2%)、高血圧(21.0%)、高中性脂肪(15.3%)。肥満以外は前年から上昇した。

地域別で異常なしが最も多かったのは、中国・四国の12.6%で、最も少なかったのは近畿の5.2%。北海道は9.8%、東北7.2%、関東・甲信越7.6%、東海・北陸7.4%、九州・沖縄は8.9%だった。

見つかったがんは、多い順に胃がん、大腸がん、肺がん。男性に限ると前立腺がんは3番目に多く、女性では乳がんが最も多かった。〔共同〕

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