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発達障害の被告、懲役14年確定へ 姉殺害容疑で最高裁上告棄却

姉を殺害したとして殺人罪に問われ、一審の裁判員裁判で発達障害を理由に検察側求刑を上回る懲役20年を言い渡された無職、大東一広被告(43)の上告審で、最高裁第1小法廷(山浦善樹裁判長)は24日までに、弁護側の上告を棄却する決定をした。「障害の影響を正当に評価していない」として一審判決を破棄し懲役14年とした二審・大阪高裁判決が確定する。決定は22日付。

一審・大阪地裁判決は、発達障害の一種、アスペルガー症候群である被告について「社会的な受け皿が用意されていない現状では再犯のおそれがある」と判断。「長期間、刑務所に収容することが社会秩序の維持にも資する」として懲役20年が相当とした。

これに対し、二審判決は「一審判決は、犯行動機の形成過程に障害が大きく影響している点を過小評価し、犯行の実体を見誤っている」と指摘。社会復帰後は「公的機関による一定の支援態勢がとられている」として、一審の量刑は重すぎて不当と判断した。

一、二審判決によると、大東被告は2011年7月、大阪市平野区で、姉(当時46)の言動が自分への嫌がらせと一方的に恨み、包丁で多数回刺して殺害した。

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